MVP 〜Mawarino Vivid Pose〜ってなに?
ワンポーズクリエイター®︎が出会った、素晴らしいポーズを紹介していく記事です。
恋に落ちるときは一瞬です。
ポーズの専門家が目と心を奪われた、そんな鮮やかなポーズの数々を、皆さまにぜひお伝えしたい。
その名も“MVP 〜Mawarino Vivid Pose〜”!!
私たちの周りには、素晴らしいポーズがゴロゴロしているんです。
どうか!どうかお立会いください!!あなたの身の周りのお宝を見逃さないで!!
◆OPC®︎的グッとくるポイント
- 「映え」とは無縁
- 「映え」狙ったとしても、意図とは別の何かがあふれ出ちゃってる
- どうしてそうなったのか誰かに聞きたい etc.
第一回目のMVPは、こちら
〜神戸文化ホールロビーにて一目惚れ〜
MVPの理由
一言で言うと「とてつもないインパクト」。
目は正直です。30メートル離れたところからでも発見できる。でも、30センチまで寄ってもこのポーズがどんなシチュエーションでとられたか、全くわからない。目立つのにわかんない。よくあるアクロバティックな銅像とは一線を画しています。わかりにくいんです。これ。
真似してみよっかな〜と思っても、これ、たぶん多くの人はやめてしまう。まずは床に座ってえ〜っと足を抱えて?…ん、こっちの手??あ、なんかパンツがきついやって、そう。ハードル高い!!真似したいんだけどハードル高いのよ。そこがいいんです。真似しやすいだけがいいポーズじゃないの!ね!!この複雑さがたまらない。そんなところにグッときてしまいます…。
インパクト・真似しにくい・複雑さ、以上の点からこの度のMVPに選ばせていただきました。
長いですか?まだ続きます。
このポーズのつくりかた 〜推測ポーズレシピ〜
- モデルの女性の左手首の柔らかさを見るに、おそらく自身の体重がかかっているでしょう。胸の肉が裏側に流れていないようなので、背中を床につけ、寝そべってこの形になったわけではないと思われます。右のお尻に体重を乗せ、左の手のひらを壁につき(つまりこの状態に近いまま)「エイっ」と脚をあげる。
- その高さのところに台を置いて、左脚を支える。
- それでも長時間このポーズで静止するのはとても大変です。彫り師さんは写真を撮影し、実物と並行して参考にしながら制作されたのでは。
注目すべきは脚を抱える右手の手首と指先。すらっと伸びていて、折れてませんよね。腕の力で脚を引き寄せていない証拠です。この女性、とても体が柔らかいです。その柔らかさを活かして、このポーズ以外にもたくさん別のポーズをとらされたんじゃないかな〜。ウフフ。
あ、長いですか?
でしょうね。
こちら兵庫県は神戸市にあります劇場・神戸文化ホールさんで見られます!
芝居や音楽と合わせて、ダブルで刺激をもらえるはずです。足を運ばれた際には是非ともご覧ください。
(素晴らしさに夢中で、OPC®︎としたことが作者の方のお名前を失念いたしました。どなたかご存知の方は教えてください)
次はどんな素晴らしいポーズに出会えるのでしょうか。
お楽しみに!